絹の道

その昔、秩父や群馬で作られていた生糸が、横浜まで絹の道を通って運ばれ世界中に輸出され、明治時代の日本の近代化を進める為の外貨獲得に貢献した事は良く知られているところです。 その絹の道が、八王子の鑓水近くに一部残っています。自動車が通る道から入った舗装されていない部分は、昔ながらの街道の雰囲気が残っています。

入り口から数百メートルは、舗装されていますが、その先は舗装されていない道が続いています。残念ながらそれほど距離は長くなく雰囲気を楽しめるのは入り口から1km程度です。

山の頂上付近、大塚山公園(道了堂跡)に絹の道の石碑が建てられていました。

絹の道の入り口から少し下ったところに、八王子市の「絹の道資料館」あります。入館料は無料ですので、散歩のついでに寄り道するのも良いと思います。

ちなみにこの絹の道は、桜ヶ丘邪宗門の前の野猿街道を八王子方面に車で30分ほど走ったところにあります。

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