自転車で行きました。

体育の日の10月10日、桜ヶ丘邪宗門まで自転車で行ってきました。いつもは車で行くのですが、運動を兼ねて自転車で行ってきました。私が住んでいるところは、相模原市の橋本駅の近く。桜ヶ丘邪宗門までは片道で約12kmあります。自転車で行くと片道1時間程度かかります。もっとも自転車が写真の通りの折りたたみ自転車なので時間がかかるのかもしれません。いま流行のロードバイクなら30分くらいで行けそうです。

休日の午後という事で、マスターは忙しそうでしたが、桜ヶ丘邪宗門によく来る人が自転車の本を出したと言って、本を見せてくれました。たまたま自転車で行ったので思いついたのかもしれません。マスター曰く、「自転車業界ではちょっと有名な人らしいよ」という事でしたが、自転車の歴史の話や、乗る時の服装など、イギリスに長く住まわれていた方のようで少しヨーロッパの香りのする事が書かれていました。

中でもスーツで自転車(ロードバイク)に乗るのは、まったく合わないという事が書かれていて印象に残りました。なんでもズボンの裾の始末がたいへんなのと、お尻などがすぐに薄くなって穴があいてしまうのだそうです。通勤には裏地の無い、ツイードのジャケットが良いようです。

またブレザーの語源はフレアだとか、アメリカ人はブレザーはアメリカで生まれたと思っているといったコラムもちょっと面白く書かれていて楽しめます。

マスターから聞いた話では、ヨーロッパでは自転車は同じモデルでも男性用と女性が分けて売られているのだそうです。サドルの形などが男性用と女性用で異なるのだそうで、なるほどと思いましたが、日本では分けて売られていないので普通に自転車を買うと女性には乗り難いのだそうです。なんとなく勉強になった気がします。

本のタイトルは、「華麗なる双輪主義 スタイルのある自転車生活」小池一介著 ISBN4-487-80119-2ですので、ご興味のある方は読んでみてください。

著者の小池さんには、まだお会いした事は無いと思うのですが、髭を蓄えたダンディーな方とのことでした。時々、少しクラシックな自転車が置いてある時があるので、お会いしているのかもしれません。今度、お会いしたら、折りたたみ自転車の事など少しお話を聞いてみたいものです。

 

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